新型ノート搭載のプロパイロットは日産の最新自動運転化技術

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日産自動車が2020年12月23日に、3代目の新型ノートの販売を開始しました。日産自動車というと、自動運転化技術プロパイロットについて気になっている方も多いのではないでしょうか。日産自動車が開発に力を入れている自動運転化技術プロパイロットとは、高速道路走行時にクルマが運転をサポートする技術のことです。また、12月に販売を開始した新型ノートに初めて設定されたNissanConnectナビゲーションシステムと連動するプロパイロット機能もあります。令和2年の年度末となる3月も近づき、4月の新生活に向けて車の乗り換えを考える方も多い季節です。今回は日産自動車の自動運転化技術プロパイロットについて詳しくご紹介します。

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日産自動車の自動運転化技術プロパイロットとは

日産自動車の自動運転化技術プロパイロットとは、高速道路の走行時にクルマがドライバーの運転をサポートする技術です。さらに、プロパイロット2.0という世界初の新しい技術は、新型スカイラインに搭載し販売されています。また、2021年中ごろ発売予定の新車種アリアにも搭載が予定されています。

アリアに搭載予定プロパイロット2.0のナビ連動ルート走行機能

高速道路での走行を前に、まずは準備として最新の地図データへと自動でアップデートされたナビに目的地を入力します。高速道路本線の走行を開始したらディスプレイを視認しプロパイロットの起動が出来ることを確認します。プロパイロットをボタンを押して起動し、速度をセットするとナビ連動ルート走行機能がスタートします。ナビ連動ルート走行機能中も、ドライバーが前方不注意になっていないかどうかドライバーモニターカメラによるモニタリングがありますので、あくまで走行機能はアシスタントとして考えます。ナビと連動しているプロパイロットシステムが、走行中に前方車の速度が設定よりも遅いと判断すると、車線変更や追い越しが可能な状態であることをお知らせします。追い越しをする時、ドライバーが前後を確認しながらスイッチを操作すると、クルマが右側の車線へ変更を開始します。前方車の追い抜きが完了すると、安全に戻るタイミングもプロパイロットのシステムが判断し通知があります。元の車線へと戻る時も、同様にスイッチ操作をし戻ります。また、ナビとの連動があるため、出口付近になると分岐点が近いことをドライバーへ通知します、高速道路出口に近づくとナビ連動ルート走行機能は終了です。

スカイラインに搭載プロパイロット2.0のハンズオフ機能

プロパイロット2.0のハンズオフドライブ機能についてご紹介します。プロパイロットはシステムが自動で運転をする技術ではなく、システムが運転をサポートする技術です。ハンズオフドライブとは、高速道路走行時に同一車線内でハンズオフが可能となる運転支援システムです。ドライバーがプロパイロットシステム起動時に設定した速度を上限とし、同一車線内の先行車両との車間距離を一定に保ちつつ、車線中央を走行するようにプロパイロットシステムがアシストします。

プロパイロット2.0はすべての高速道路で使用できるわけではない?
プロパイロット2.0の機能の一部が利用できない高速道路があります。継続してGPS受信ができないトンネルの中などの、自車位置の確定が出来ない状況になる道路や、中央分離帯がなく、対向車線と分離されていない場所では機能制限があります。また、都市高速に多い急カーブ・車線幅の狭い道路、頻繁に分岐合流が存在する区間でもプロパイロット2.0の機能制限があります。

日産車のプロパイロット技術は高級車だけではない

日産自動車の自動運転化技術であるプロパイロットは、自動運転化技術というと高級車というイメージがある中、販売価格としても手ごろな軽自動車であったり、コンパクトカーにも搭載されています。ミニバンやコンパクトカーなどに搭載されているプロパイロットと、スカイラインに搭載されていたりアリアに搭載予定のプロパイロット2.0の機能は異なります。こちらでは7車種に搭載されている、プロパイロットの機能についてご紹介します。

販売中の日産7車に搭載されているプロパイロット

日産自動車から現在の販売中の7車種にもプロパイロットシステムが搭載されています。搭載がされている車種は、5ドアハッチバックタイプの電気自動車である2代目リーフ、ファミリーカーとしても人気のミニバンである5代目セレナ、SUVのキックスとエクストレイル、軽自動車のルークスとデイズ、こちらの販売中である7つの車種になります。プロパイロットシステム搭載には、グレードを選択する必要があります。ベースグレードに比べると、プロパイロットシステム搭載のグレードを選択すると初期費用は高くなるものの、最新の日産自動車の先進技術が高級車を購入しなくても利用することが可能になっています。

7車種搭載のプロパイロットシステムとは

前述した7車種に搭載されているプロパイロットシステムは、高速道路走行時のクルマのサポートをするシステムです。先行車との車間距離を保つように自動でアクセルやブレーキをコントロールし、追従・停止・停止保持を行います。渋滞の時、先行するクルマに合わせたブレーキのキープをプロパイロットシステムが行います。また、車線中央を走行するようにステアリングを制御する、ハンドル支援システムもあります。高速道路上で長距離を運転する時、特に渋滞時において、ドライバーへのアシスト支援システムはドライブのストレスを軽減するシステムになるでしょう。

新型ノートのプロパイロット緊急停止支援システム

日産自動車から販売された新型ノートには、メーカーオプションではあるものの、搭載が可能なプロパイロット緊急停止支援システムがあります。プロパイロットを使用しての走行中にハンドル操作が一定時間検知されない状態が続くと、メーター表示や音による警告があります。この警告に対してもドライバーの意識反応が得られなかった場合、緊急停止支援システムが作動し、ハザードランプが点灯、徐々に減速し停止するようになっているのです。ドライバーがNissanConnectサービスに加入している場合は、停止後さらに緊急通報センターに音声が接続され、必要に応じてオペレーターにより警察や救急に出動依頼を行うSOSコール機能もあります。

新型ノートの情報提供音には、ゲーム大手のバンダイナムコへ制作協力を仰いでおり、運転支援関連の音や故障・エラー関連の音など10分野に分かれてそれぞれに対応した基本的な音色が制作されました。ゲーム内で気づいてもらいたい出来事を伝える機能音が、ゲーム内のBGMに溶け込まないように制作する技術を、緊急性が高い時に発生する警告音の制作に活かすなど新たな取り組みとなっており、国内メーカーにおいても初めての取り組みとなっています。

プロパイロットシステム搭載車に乗り換えを検討するなら

現在販売中の8車種、さらに2021年中ごろ販売を予定のアリアへの乗り換えを検討される場合、納車時期を考えると、現在所有されている車の廃車時期のタイミングはいつごろが良いと思いますか?実は、廃車や車の売却の時期で最も込み合うタイミングは年度末の3月末です。4月1日を過ぎると、自動車税の課税は現在の車の所有者になります。特に現在軽自動車を所有されているなら、年度末を超えての廃車や売却になると、翌年度にあまり使用しない予定の車であっても、自動車税負担は一年分支払いが必要となります。そのため、3月末は車の売却や廃車をする方が多く、運輸支局や軽自動車検査協会、廃車を行っている業者やお店、すべてが混みあってくる可能性が高いのです。もしも乗り換えを検討されるなら、1月に乗り換えの車を検討し、2月中に現在所有されている車の売却をされることをおすすめします。

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