車のタイヤがパンクした!修理はどこでできる?

自動車の困り事

車のタイヤがパンクしてしまうとあわててしまいますよね。
特に走行中にタイヤがパンクした場合の対処方法や、初めてタイヤがパンクしたという人はパンク修理が出来るのかタイヤ交換しないといけないのかなど判断が分からないことも沢山あると思います。
「パンク修理したい時にどこに頼めばいいのか分からない」
「パンク修理はまず何から始めるのか分からない」
今回は、このようなお悩みを解決いただけるように車のパンク修理について詳しく解説しています。
タイヤのパンク修理の方法やタイヤパンク修理にかかる料金、修理時間の目安についてもご紹介しますので、ぜひお役立てください!

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タイヤのパンク修理はどこでできる?

走行中に「なんだか車がおかしい」と感じて車を降りてみたら、タイヤがパンクしていたということはありませんか?道路上の釘を踏んだり側面をぶつけたりすると、衝撃や劣化具合によってはタイヤパンクはしばしば起こり得ることです。

車のタイヤがパンクした場合はすぐにスペアタイヤに交換して、できるだけ早くタイヤのパンク修理を行うようにしましょう。とはいえ、「どこでパンク修理はできるの?」「パンク修理にはどんな方法があるの?」という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

車のタイヤパンク修理は以下の3つの方法があります。

  1. ガソリンスタンドに依頼する
  2. カーショップに依頼する
  3. 自分で修理する

ガソリンスタンドにパンク修理を依頼する

カーショップと比べてすぐに見つかりやすいのがガソリンスタンドです。
思わぬ場所で車のタイヤがパンクしたという場合でも、ガソリンスタンドに持ち込めばすぐに修理してもらうことができます。

特に外出先や遠出をして初めて訪れたところでタイヤがパンクしてしまった場合、地域によってはカー用品店や車整備工場が少ないところもあり、すぐには見つからないこともあるでしょう。ガソリンスタンドであれば一般道路、高速道路どちらにもあり道路沿いで見つけやすく安心です。

料金についてはガソリンスタンドによって異なるものの、一般的にカーショップでのパンク修理と比べて高くなるわけでもありません。そのため「パンク修理の料金が高額になる」といった心配もなく依頼することができます。

カーショップでパンク修理をしてもらう

車の部品やアクセサリーを取り扱っているカーショップ(カー用品店)でも、パンク修理を依頼することができます。

カーショップの店舗数はガソリンスタンドと比べると少なく、どこにでもあるというわけではありません。車がパンクした状態で長い距離を走ることはおすすめしませんが、パンクしたタイヤをスペアタイヤに交換すれば少しの移動距離は問題なく走行出来ますので、店舗の場所や持ち込み時に予約が必要かどうか等前もって確認してから、お店にいきましょう。

普段から行きつけのカーショップであれば気楽に修理を依頼することができますし、お店によっては整備士が常駐していてピットサービスをしているお店もあります。タイヤの点検も合わせて依頼したり、パンク修理出来ない時はタイヤの購入と交換もそのまま依頼出来ます。タイヤの劣化がパンクの要因だった時は、カーショップに依頼すると安心できるでしょう。

自分でパンク修理をする

車のタイヤパンク修理はお店に依頼するしかないと思っている方も多いですが、自分でパンク修理をすることもできます。

今は自分でタイヤのパンク修理をしたいという方のために、修理キットが売られていますので、修理キットを利用すれば簡単に修理をすることができます。後述で自分でできるパンク修理の方法についてご紹介しているので詳しくはそちらをご覧ください。

パンク修理できないタイヤもある?

タイヤを買い替えるよりは修理をして使い続けるほうが安くすむものの、どうしても修理できないタイヤもあります。バーストしたタイヤやタイヤの側面に穴が空いたタイヤなどがそうです。また、タイヤの外側はダメージがほぼなくても内側に大きなダメージが見られるタイヤの場合も同じです。このようなタイヤのほとんどは修理が不可能で、仮に修理できたとしても長く使うことはできません。買い替えが必要になります。

タイヤがパンクした際にやっていいこと、いけないこと

「これまでタイヤのパンク修理は未経験」という方の場合、タイヤがパンクしたときにパニックになってしまいがちです。あわててパンク修理をしてくれそうなお店を探しまわったり、タイヤに刺さっている釘を抜いてしまったりということもあるでしょう。

とはいえ、タイヤがパンクしたときの対処方法次第では、タイヤの状態が悪化してしまうこともあるので注意が必要です。

タイヤがパンクした場合にやってはいけないことと、やるべきことをご紹介していきます。

タイヤパンクでやってはいけないこと

車がパンクした場合、やってはいけないことは大きく2つです。

・タイヤパンクの状態でそのまま走行しない
・パンクしたタイヤに刺さっている物を抜かない

タイヤパンクの状態でそのまま走行しない

まず、タイヤがパンクしたままの状態で車を走行させてはいけません。パンクした状態のタイヤは、空気がすでに抜けきっているか、もしくは少しずつ空気が抜けていっている状態です。

そのような状態で車を走らせ続けると、まっすぐ走行するのは難しいですし、タイヤのホイル自体にも負担がかかってパンク修理が難しくなる可能性もあります。タイヤがパンクした場合は、パンクしたタイヤのままで極力車を走らせないようにしましょう。

パンクしたタイヤに刺さっている物を抜かない

ほかの点としては、タイヤに刺さっている釘やガラス、ネジなどを抜かないことも重要です。つい「あ!釘が刺さっている」と気づくと刺さっているものを抜きたくなるものですが、抜いてしまうとそこから空気が抜けてしまいます。

すぐにスペアタイヤに交換できれば問題ありませんが、そうでない場合は空気が抜け切ったタイヤで走行しないといけなくなります。

そのため、ホイルにダメージを与えたり、タイヤのダメージを悪化させたりすることになるので、刺さっているものは極力抜かないようにしましょう。

タイヤに刺さっている釘などを抜いてはいけないほかの理由としては、修理にかかる時間を短縮できるという点も挙げられます。タイヤに刺さっているものを抜いてしまうと、どの部分に穴が空いたのか分からなくなります。

なので、パンク修理のための時間が余分にかかってしまいます。パンク修理のための時間を少なくしたいなら、タイヤに刺さっているものは抜かずにそのままの状態でお店に持っていきましょう。

タイヤパンクしたらまずやるべきこと

車のタイヤがパンクした時にまずやるべきことは、応急処置もしくはスペアタイヤに交換するです。

パンクしたタイヤで車の走行を続けると、運転しにくいのはもちろんですがタイヤのダメージを広げることになります。ホイールにもダメージを与えることになり、修理が出来ない状態になる可能性もあります。車にスペアタイヤやテンパータイヤを常備できるスペースがある方は、予め載せておいてパンクした場合にすぐ交換出来るようにしておきましょう。

もしもスペアタイヤがないという場合や載せておくのが難しいボディサイズの車等の場合は、パンクしたタイヤのまま修理工場やガソリンスタンドなど少しの距離であっても走行できるように応急処置を行います。応急処置の方法の一つに、パンクしたタイヤに空気を入れ足すという方法があります。空気を入れ足すことで、タイヤの内部やホイールへのダメージを防ぐことができます。タイヤの空気を足すには、エアーコンプレッサーと安全のための車止めなどを車載しておく必要があります。

また、応急のパンク修理キットを使って応急処置の修理をするのもひとつの方法です。単純な釘穴程度なら、パンク修理キットを使っての応急処置でも十分に対応できます。応急処置を行ってから、カー用品店等に持ち込みパンク修理やタイヤ交換を依頼しましょう。

パンク修理にかかる時間・料金の目安

ガソリンスタンドやカーショップでパンク修理をする場合、気になるのが時間と料金です。どれくらいの時間がかかるのか、またパンク修理の料金の目安をみていきましょう。

パンク修理に必要とされる時間

パンク修理の必要とされる時間はパンクの程度などによって異なりますが、タイヤ1本で20分から30分が目安です。これは穴が空いた部分を探して、その部分を塞ぐといった応急処置的なパンク修理の場合にかかる時間の目安となります。

タイヤのパンクした部分の状態が少し複雑だったり、しっかりとタイヤの内側から修理を行なったりする場合は、1時間以上かかることもあります。

パンク修理をした場合の料金の目安

パンク修理を依頼した時の料金の目安は、穴を塞ぐだけといったシンプルなパンク修理は2,000円前後が相場となります。しかし、複雑なパンク修理やタイヤの内側から修理を行なう内面修理などの場合はもっと料金はかかります。

そのためパンク修理の内容によっては5,000円以上かかることもあります。

料金については各ガソリンスタンド、カーショップで異なります。応急処置を行っているもしくはスペアタイヤに交換しているため、一定の距離は走行できる状態にしておくことで、いくつかのお店に問い合わせて納得できる料金のところへ持ち込むようにしましょう。

自分でパンク修理をする方法

タイヤのパンク修理はお店に依頼するものというイメージも強いのですが、実は自分ですることもできます。特に車のタイヤパンク修理用キットを使えば、すぐ近くに修理工場やカー用品店、ガソリンスタンドがない時にパンクしてしまっても応急処置対応がしやすくなっています。
こちらでは、市販のタイヤパンク修理キットを使って自分でパンク修理する方法を詳しく解説します。

タイヤパンク修理を自分でする時に用意するもの

自分でタイヤパンク修理をする時に使用するアイテムは、カー用品店やインターネット通販等を利用し個人で購入し揃えることが出来ます。

  • パンク修理キット
  • ジャッキ
  • プライヤー
  • 十字レンチ
パンク修理キットパンク修理キットは、主にカー用品店やインターネットで購入することが出来ます。タイヤパンク時の修理に必要なエアーコンプレッサー・応急パンク修理液・バルブコア・バルブコア回し・注入ノズルが含まれています。
ジャッキジャッキは、対象物の下に置いて物を支えたり、持ち上げる際に使用される装置のことです。自動車のタイヤ交換でよく使われるため、ご存知の方も多いでしょう。パンク修理キットの中にはジャッキ不要のものも多いのですが、今回はタイヤを取り外して行うパンク修理キットの使用方法をご紹介します。
プライヤープライヤーとは物を挟んだりつかんだりする工具のことです。ペンチと呼ばれる工具もプライヤーの種類の一つですが、ペンチに比べるとプライヤーのギザギザしたアゴの部分は大きく開き、丸みのあるものや大きなものもつかみやすくなっています。
十字レンチ十字レンチはクロスレンチとも言われます。タイヤを取り外す際に固く締められているナットを緩めたり、取付時に締め直す際に力を入れなくても使用できる特性があります。

パンク修理キットを使った修理方法とは

カー用品店等で販売されている応急パンク修理キットを使用し、パンク修理する流れをご紹介します。

1.車を安全な場所へ移動

タイヤがパンクした車両は安全で平らな場所へ移動します。車を移動したらブレーキをかけてシフトポジションはPにしてエンジンを停止します。ハザードランプを点けて、車両後方には三角の非常停止板を設置し、他の運転者へ知らせましょう。

2.タイヤのパンク箇所を探す

ジャッキで車体を上げ十字レンチを使ってパンクしたタイヤを外し、タイヤのパンク箇所を探します。パンク箇所に刺さっている釘などは抜きません。

3.パンク修理液を注入

車内に書かれているタイヤの空気圧を確認します。バルブコアを外し、良く振ったパンク修理液をノズルを使用して全量注入します。

4.タイヤに空気を注入

バルブコアを戻して、エアーコンプレッサーを使い指定の空気圧まで空気を注入します。指定の空気圧になったら、タイヤを十字レンチを使用し取付ます。

5.点検走行する

修理が完了したら、点検走行を行いましょう。点検走行時は、10分間もしくは5km程度の距離を走行します。点検走行時は、修理キットに書かれている制限速度を守って走行します。走行時に空気が漏れていないか、走行に違和感がないか注意しながら点検を行いましょう。もしも点検走行時に「修理した部分から空気が漏れている」「修理した部分がひどくなった」という場合は、いち早くカー用品店やピットサービスに持ちこみ点検を依頼しましょう。

パンク修理キットの使用に関して

最初のうちはなかなか思うようにはできないかもしれませんが、慣れると20~30分程度と短い時間でパンク修理ができるようになります。
ただし、修理キットによって使い方が異なりますので、必ず付属の説明書を読んでその手順に沿って修理を行なうようにしましょう。

タイヤパンク修理キットの料金相場はセット内容により様々です。今回解説したパンク修理に使用したセットの場合はエアーコンプレッサーも付属しているため高い方の部類になり、5,000円~1万円前後となっています。

しかし、ブレードと修理ゴム材、ラバーセメントをセットにしたタイヤパンク修理キットであれば、安いもので500円から販売されています。パンク修理キットは出先での応急処置にも活躍しますので、スペアタイヤの用意がない車の場合は車載しておくことをおすすめします。

パンク修理キットを使用する場合の注意点

パンク修理キットはあくまでも応急処置用のキットです。修理が完了しても、そのまま乗り続けるのではなくタイヤ点検を行い、修理キットにある制限速度内で安全な速度での走行をしなくてはいけません。

パンク修理キットには、種類によるものの修理後の速度制限が設けられています。パンク修理液を使用するものは、80km/hの速度制限が多いようです。速度制限ラベルはキット内に入っていますので、運転者から見える位置に貼り付けます。別の運転者が車を使う時も速度を守った走行が必要であることを示しておきましょう。

パンク修理キットを使用しての修理中、タイヤにエアコンプレッサーを使用して空気を注入しても空気圧が上がらなかったり、指定の空気圧まで上げることが出来ない場合はタイヤに損傷があり修理出来ない状態となっていることが考えられます。この場合は走行を続けることが難しいため、安全な場所に停車してレッカー車やロードサービスの手配をしましょう。

問題なく走行が出来るようであれば、その後は出来るだけ早くお店で修理するか、新しいタイヤと交換することをおすすめします。高速道路を利用したり長距離を走ることが多い場合は、修理キットで修理した状態で乗り続けることはせず、必ずタイヤ点検を受けることをおすすめします。

パンク修理の費用がかかり過ぎるなら廃車も考えよう

タイヤのダメージが大きいと自分での修理は難しいものです。
その場合は、カーショップなどでプロの手によって修理してもらう必要があります。しかし、タイヤのダメージが大きいと、パンク修理の費用も高額になりがちです。また、タイヤ買い替えの必要も生じるでしょう。

購入したての新車であれば、高額なお金をかけてタイヤの修理をしたり新しいタイヤに交換すること考えられますが、長く乗っている古い車の場合は高額な費用を出して修理や買い替えをするのは考えものですよね。特にタイヤは新しいものを購入するとなると1本だけでなく古くなったタイヤをフルで交換することになり、4本セットでのタイヤ費用は高額になる可能性があります。

そのような場合は、古い車を廃車買取に出して車の買い替えの足しにしてしまうのもひとつの方法です。

パンク修理に関してよくあるご質問

タイヤのパンク修理に関して、よくいただくご質問にお答えします!

Q.タイヤのパンク修理はどこでできる?

A. タイヤパンクの修理は、ガソリンスタンド・カーショップ(カー用品店)に依頼することができます。また、タイヤのパンクの状態次第では、ご自身でのパンク修理の可能です。ただし、タイヤパンクの原因やその後の状態、タイヤの劣化状態によっては修理できないタイヤもありますので、まずはタイヤ整備士などプロに確認が必要です。

Q.タイヤがパンクした際にやってはいけないことって何?

A.タイヤパンクしてしまったと気づいた時にやってはいけないことは、まずタイヤパンクの状態のまま走行してはいけないということです。また、タイヤパンクの要因となっている刺さっている物をすぐに抜いてはいけません。

まず、タイヤパンクしてしまったと気づいた時にやるべきことは、スペアタイヤを常備しているならすぐに交換することです。もしもスペアタイヤを常備していない、またはスペアタイヤもパンクしてしまった時は、タイヤに空気を入れ足して交換できるところまで移動します。現在はパンク修理の応急キットも販売されていますので、応急処置を一旦行いカー用品店やガソリンスタンドへ持ち込み見てもらうのも一つの方法としておすすすめします。

Q.パンク修理にかかる時間や料金はどのくらい?

A.ガソリンスタンドやカー用品店にパンク修理を依頼した時に必要とされる時間は、タイヤパンクの状態にはよりますが、1本あたりおよそ20分から30分となっています。ただしパンク修理の要因や状態次第では1時間以上かかることもありますので、余裕をもって依頼することをおすすめします。

また、タイヤパンクの修理を依頼した時にかかる料金の目安は、穴を塞ぐだけなどのシンプルな修理であれば1本あたり2,000円前後となっています。ただし、タイヤ整備士に確認してもらって内側からの内面修理が必要なパンク修理だった場合は、費用が5,000円以上かかることもあります。

Q.自分でパンク修理をする方法はある?

A.ご自身でタイヤのパンクを修理することも可能です。パンク修理キットを用意し修理キットの手順通りに行うと、慣れれば20分から30分程度でパンク修理が出来ます。

ただし、こちらはあくまでも応急処置用となります。空気漏れが一旦は収まったという状態になったら、カーショップや整備士が常駐しているガソリンスタンドでタイヤの点検を依頼しましょう。長距離走行の予定がある場合など、走行中にタイヤに不良があっても不安ですよね。応急処置後のプロの確認はしっかりと依頼しておきましょう。

まとめ

車のタイヤがパンクしてしまうと焦ってしまいがちですが、こちらでご紹介した方法を参考に落ち着いて対処してください。ガソリンスタンドやカーショップにパンク修理を頼んでもいいですし、自分でパンク修理キットを使って修理するのもいいでしょう。もしもパンク修理の費用が高くなった場合は、廃車も考えてみてくださいね。カーネクストなら、タイヤがパンクして動けなくなったような車でも無料で引き取ります。また中古車買取業者では購入できないといわれた車でも買取が可能な場合もあります。

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