中古トラックはなぜ高価買取できる?トラックが高く売れる3つの理由

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トラックを所有している人は、いざ売却をするとしたらどのくらいの金額で買取ってもらえるのか気になりますよね。中古トラック買取業者のウェブサイトを見ていると、高価買取実績を掲載している業者が多いように感じます。トラックの種類はさまざまで、事業用だけでなく、自家用のトラック、貨物・長距離運送などお仕事において活躍するトラックなど沢山ありますし、ボディサイズや、最大積載量、形状などトラック製造メーカーごとの特性や種類も異なります。

こちらの記事では、中古トラックが買取査定を受けると高価買取査定が出来ていることが多い理由を調べてみて分かった、トラックが高く売れる3つの理由をご紹介します。また、中古トラック買取業者にとって人気の中古トラックや、中古トラックを売る時の注意点もご紹介していますので、トラックを所有している方、トラックの売却を予定している方はぜひ参考にしてみてください。

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中古トラック買取査定で、高価買取できるのはなぜ?

中古トラックの買取査定を行っている買取業者を探すと、買取実績が普通乗用車に比べると高い金額のトラックが多いように感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に低年式や多走行、外装がボロボロといった状態の中古車でも、トラックであれば買取がつきやすい傾向にあります。低年式、多走行、外装に傷やへこみが多い普通乗用車は、中古車買取店では再販するためのデメリットが多いため買取金額を高くつけることが難しいのですが、なぜトラックは高価買取が出来ているのでしょうか。
中古トラックが高く売ることが出来ている理由について3つご紹介します。

1.人気が高い日本のトラック

現在、中古トラック買取業者が高く買取をつけることが出来るトラックは、日本のトラックメーカーが製造した国産トラックで、さらにいえば日本国内で使用されていて車検を通しメンテナンスされていた中古トラックです。まず、日本を代表するトラックメーカーというと「いすゞ、三菱ふそう、日野、日産、トヨタ、マツダ」がありますが、国産トラックメーカーの共通点としては走行性能が高く、運転手の運転が快適に出来る、初期費用(新車購入価格)が外国産トラックに比べると安いというところです。ドライバーが長距離運転などすることもあり、特に法人でトラックを利用する場合はトラックの使用時間が多く、ドライバーに負担も増えるため、ドライバーが運転において負担が少ないトラックは重宝されています。

2.小型2トントラックのドライバーが多い

2トントラックは、様々な商用トラックとして利用されている小型トラックです。小型トラックの中には、普通自動車運転免許の取得のみで運転出来るトラックがあります。運転できるトラックの内訳は、普通免許の取得のタイミングや、車両総重量などによって異なります。
H29年3月11日より以前の旧型普通自動車運転免許または中型免許を取得していると、最大積載量が2トン台までの小型トラックであれば、運転が可能です。ドライバーの分母が多いトラックは、法人としても利用がしやすく、中古トラック市場でも再販がしやすいため人気があります。時期ごとの普通自動車運転免許の運転区分は以下になります。

H19年6月1日までに取得した普通自動車運転免許の運転区分

車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満、乗車定員10人以下

H19年6月2日以降H29年3月11日までに取得した普通自動車運転免許の運転区分

車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満、乗車定員10人以下

H29年3月12日以降に取得した普通自動車運転免許の運転区分

車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満、乗車定員10人以下

準中型免許が平成29年に新設されました。
H29年3月12日以降の普通自動車運転免許の運転区分でいうと、最大積載量1トン台までのトラックのみ走行が可能となり、2トントラックの運転をするには中型免許が必要となりました。ところが、中型免許を取得するには20歳以上運転経験2年以上が必要のため、18歳以上20歳未満の人には中型免許の取得が出来ません。そこで、同時期に施行された免許が準中型免許です。準中型免許が新設されたことで、18歳から取得できる免許が増え、若い人がトラックドライバーの仕事に従事できるようになりました。準中型免許は、普通運転免許を持っていなくても取得することが出来る免許で、車両総重量が3.5トン以上7.5トン未満の小型トラック(いわゆる2トントラック)の運転が出来ます。

3.高床トラックは海外で人気

悪路走行に強いということから、高床の中古トラックは中古トラック海外輸出業者にとって人気の高いトラックになります。高床トラックというのは、簡単に言うと地面から荷台までの高さが高いトラックです。高床になっていることで、運行時に車体への路面からの突き上げ感や振動などドライバーや積み荷に対する負荷が少なくなります。また、高床になるということは必然的にトラックのインチが大きくなります。タイヤが大きいため、走行が安定し未整備の道路や道路環境があまりよくないところでの走行に強く、またタイヤの回転数も減るためメンテナンスコストを抑えることも出来ることから、海外での人気が高くなっています。

中古トラック売却時の注意点

トラックを所有していて売却予定がある方に注意していただきたい、中古トラックを売却する時のポイントをいくつかご紹介します。売却前に一度チェックしてみてください。

所有者しかトラックの売却は出来ない

中古トラックが自宅にあって売却をしたいと思っているという方は、まずトラックの車検証をご覧ください。車検証の所有者欄に記載されている名前が、売却予定の本人であれば必要書類などを揃えることでトラックの売却は可能です。ただし、トラックの所有者が他人であったり、法人である場合は所有者に伝えず勝手に売却することが出来ません。売却する時に準備する必要書類は、所有者にしか準備することが出来ません。また、勝手に売却をしてしまうと、占有する他人の物を委託の趣旨に背いて処分したとして横領罪にあたりますので、売却してもいいのかどうかは所有者の判断を必ず確認しなくてはいけません。

トラックを売る前に修理するべき?

年式が古かったり、長距離を走行している中古トラックの場合、故障していることも多いでしょう。故障個所を修理してから売った方がいいのかと思われるかもしれませんが、故障個所や破損個所を修理し、売却したとしても、買取価格がその修理代金よりも高くなったり、修理していることがプラスになる可能性は低いでしょう。故障個所や破損個所があるトラックでも、そのままの状態で査定にだした方が損はしないのです。逆に、せっかく修理をしたとしても買取価格がその修理費用以下の場合が多いため、損をしてしまう可能性はあがります。中古トラックの買取をしている業者は、自社に修理施設を持っていたり、修理工場と直接提携をしているため個人がかける費用よりも修理コストを抑えての再販が出来ます。修理はせずにトラックを売却することをおすすめします。

中古トラック買取業者が買い取りたい!トラックとは

では、中古トラック買取を行っている業者が買い取りたいと思っているトラック、買取相場が良い中古トラックとはどんなトラックでしょうか。

車検が残っている中古トラックは販路に幅がある

中古トラックを直接買取、直接再販をしている専門業者にとって再販がしやすいトラックは車検の有効期間が残っているトラックです。まず、車検が残っていて走行が出来るトラックであれば自走で運ぶことが可能です。車検場までトラックの陸送をするとなるとトラックなどの大型車両の陸送を受けているレッカー会社の手配が必要となり高額なレッカー費用がかかることがあります。また、定期的にメンテナンスを受けていることがわかる車検を受けて、整備手帳を保管しているトラックは次の売り先を探しやすいこともプラス査定につながります。

個人所有のトラックは買取が高い可能性

法人の所有する中古トラックと、個人の所有する中古トラックの大きな違いは使用感と走行距離です。毎日どのくらいの距離を移動するかどうかは、個人での使用するトラックならドライバーはトラックに対して一人ですが、法人での利用するトラックは、トラックに対してドライバーが複数いる可能性があるため、走行距離や使用量はドライバーの人数分多くなります。用途にもよりますが、走行距離が少ないトラックや、使用感が少ないトラックであれば再販の価値もあがりますので、個人が農作業用に使用されていた小型トラックなどは年式が古くても低走行であれば買取がつくことがあります。

まとめ

中古トラックが買取業者から人気があり、高価買取ができる理由についてご紹介しました。特に日本で使用されているトラックは、海外からの需要が高くなっており、オートオークション会場では海外輸出業者からの入札も多くなっています。個人で中古トラックを売却すると、どこの買取業者が高く買い取っているのかなどの判断は特に難しいと思いますが、まずはトラックなどの買取を行っていて、販路を国内だけでなく海外に持っているのかどうか、またトラックの売却に必要な書類のアドバイスなどが適切に出来る業者であるかどうかを確認しましょう。カーネクストなら、中古トラックの海外輸出を行っている輸出業者との直接提携がありますので、査定、買取、手続きまでお客様の負担がありません。お見積をとってみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。

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