入院しながら廃車手続きを進める方法。頑張れば一人でも出来る?

廃車の知識

車の廃車にされる理由は様々でしょうが、中には入院するほどの交通事故をしてしまい、泣く泣く廃車にされる方もいるでしょう。

ただ、入院中するレベルの怪我で外出も難しい状態となると、普通はその状態で廃車手続きを進めるのは難しいです。

しかし、やりようによっては入院しながらでも、廃車手続きを進める事は可能なのです。

そこで今回は、入院している状態で廃車手続きを行う方法について、ご紹介いたします。

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入院中の廃車で障害となる手続き

入院中の廃車で何が一番難しいかというと、外出ができないという制限でしょう。

入院のレベルにもよりますが、複雑骨折やその他手術が必要なレベルともなると、ベッドから起き上がることも難しい可能性があります。

そうなると、病院にこもりながらの廃車手続きが必要になります。

そこで、おさらいの意味も含めて通常の廃車手続きの流れを見てみましょう。

廃車の流れ

通常、自分で車の廃車を行うには、以下の手順で手続きを進める必要があります。

廃車手続きの流れ

  1. 必要書類の準備
  2. 解体業者への車の持ち込み
  3. 解体完了の証明の受け取り
  4. 運輸支局での手続き

なお、軽自動車の場合は4番の運輸支局での手続きは、軽自動車検査協会での手続きとなります。

必要書類の準備以外は独力では不可能

上記の廃車手続きの流れの中で、頑張って完了させる事が出来るのは、せいぜい必要書類の準備くらいなものです。

廃車にする車が普通自動車の場合は、印鑑登録証明書(印鑑証明)を役所で発行する必要がありますが、これは郵送での手続きでも取得が可能ですので、看護婦さんの手伝いがあれば何とか準備する事が可能です。

しかし、それ以降の工程に関しては、自分で行おうと思うと外出できる事が絶対条件となりますので、入院中の方には無理な内容となります。

よって入院中の身で、自力で廃車手続きを進める事はできないので、他の方法、廃車の代行サービスを利用するしか方法はないのです。

廃車買取業者を活用

この様に入院中に自力で廃車を行う事は不可能です。

なので、この状態で廃車を完了させる方法としては、廃車買取業者に申し込みを行う必要があります。

※ご家族に代行してもらうという方法でも可能です。

解体業者関連は全て代行可能

廃車買取業者への依頼の場合であっても、必要書類の準備は自分でもしくはご家族と揃える必要がありますが、それ以降は基本的に廃車買取業者が代行してくれます。

※業者によっては、代行できる範囲が狭い場合もございます。

入院中では難しかった車の解体業者への持ち込みに関しては、もちろん廃車買取業者が行ってくれます。

もし、自走出来ないくらいにまで故障している場合は、弊社カーネクストのようにレッカー手配が無料の業者に依頼されれば、余計な出費がかかることもございません。

そして、スクラップ後に受け取る事ができる解体完了証明の受け取りも、廃車買取業者が行ってくれますので、この工程は全て放置で大丈夫です。

運輸支局での廃車手続きも代行可能

車のスクラップの次に必要になる作業である「運輸支局での廃車申請手続き」ですが、こちらも多くの廃車買取業者で代行手続きが可能となっています。

※軽自動車の場合は軽自動車検査協会での代行手続きとなります。

ただし、業者によっては有料・無料とサービス設定が異なりますので、その点は申し込みを行う前に確認しておく必要がございます。

必要書類の準備について

この様に廃車買取業者に任せる事で、必要書類の準備以外は放置で手続きを完了させる事が可能です。

なので、この方法で一番肝心な部分は書類の準備をいかに確実に用意できるかという事になります。

軽自動車の場合は簡単

この必要書類の準備の中でも、軽自動車の場合は比較的簡単に用意する事が可能です。

軽自動車の廃車(業者)で必要な書類

  • 自動車検査証(車検証)
  • リサイクル券
  • ナンバープレート前後2枚
  • 旧所有者の認印
  • 申請依頼書

この様に、基本的に必要な書類は車に積載されていますので、業者が車の引き取りの際に車から収集してくれます(念のため申し込み時にそのことを伝えておく必要はあります)。

また、業者に廃車を申し込みする場合ならではの書類に譲渡証明書などがありますが、これらの書類は業者が用意してくれます。

なので、軽自動車の廃車買取業者申し込みの場合は、実質そこに必要事項を記入して、認印での押印を行うのみです。

普通自動車の場合は家族の協力が必須

上記の軽自動車に対して、普通自動車の場合は少し手間が増えます。

普通自動車を廃車買取業者に依頼する場合の、必要書類は以下の通りです。

普通自動車の廃車(業者)で必要な書類

  • 自動車検査証(車検証)
  • リサイクル券
  • ナンバープレート前後2枚
  • 印鑑証明登録証明書(取得から2か月以内)
  • 旧所有者の実印
  • 譲渡証明書
  • 委任状

基本的な流れは、上記の軽自動車の場合と同じですが、普通自動車の場合は追加で印鑑証明(印鑑登録証明書)の発行が必要になります。

これがなかなか厄介で、自分で役所に発行に行く事は難しいので、代理で誰かに取得しに行ってもらう必要があるのです。

そして、それ以上に厄介なのが、譲渡証明書と委任状です。

この2つの書類自体は業者が用意してくれ、その用紙の必要事項に記入するまでは大丈夫です。

しかし、普通自動車の場合は、この書類に押印する印鑑は認印では効力を発揮せず、実印による押印が必要になるのです。

普段から実印を携帯している方はそうそういないでしょうから、こればかりは自力では出来ないので、ご家族の協力が必要になるのです。

まとめ

以上が、入院状態で廃車を行う方法となります。

上記の通り、廃車買取業者に申し込みされる事で、入院状態でも廃車手続きを進める事が可能となります。

ただし、軽自動車の場合は問題ありませんが、普通自動車の廃車の場合は印鑑証明と実印の用意のみ周りの協力が必要になります。

なので、その点は事前に把握しておき、ご家族や友人に協力を要請できる状態にしておきましょう。

※上記の内容はカーネクストのサービス内容をもとに作成しております。他の廃車買取業者の場合は費用がかかったり運輸支局での代行がサービス内容に含まれない可能性もございますので、ご留意ください。

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