1974年から現行モデルの7代目まで続いている人気の2BOXハッチバック車であるフォルクスワーゲン・ゴルフが2021年8年ぶりにフルモデルチェンジを行います。その8代目モデルのゴルフが同年日本でも発売開始予定となっており、この機会に乗り換えをご検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらでは、8代目新型モデルのフォルクスワーゲン・ゴルフについて、また7代目モデルまでのゴルフの車買取相場や人気旧車モデルなど車買取時に気になるポイントをご紹介します。
8代目新型VWゴルフとはどんな車なのか
昨年8代目フルモデルチェンジの発表があり、8年ぶりの新型登場ということで現在ゴルフを所有している方も、ゴルフからゴルフへの乗り換えをご検討されている方も多いのではないでしょうか。こちらでは、新型ゴルフについて、詳しくご紹介します。
VWゴルフ初のマイクロハイブリッド搭載
新型ゴルフで最も気になるポイントは、マイクロハイブリッド搭載車が登場するというところです。2020年1月にEUが発表した乗用車と商用バンを対象としたCO2排出ガス規制により、厳しい排出削減目標達成が各自動車メーカーに求められました。マイクロハイブリッド搭載の欧州車は今後も増えることが予想され、今回の新型ゴルフもマイクロハイブリッド搭載によって更なる低燃費化が達成されています。新型ゴルフは、発進時や加速時にハイブリッドシステムによってモーターのアシストを受けることが出来ます。そのため、滑らかでスムーズな走り出しが可能です。
VWゴルフ8代目搭載の最新の運転安全技術とは
新型ゴルフに搭載される安全技術は3つあります。1つ目の「IQ.LIGHT」は、ライトの向きや強さを自動でコントロールする技術です。夜間の運転時に対向車が来た際は自動で光の強さを調整するなど、状況に応じたコントロールを車が行います。2つ目の「TRAVEL.ASSIST」は、同一車線内全車速運転支援システムです。高速道路走行中の渋滞や高速走行時の運転をシステムが支援します。3つ目の「EMERGENCY.ASSIST」は緊急時停車支援システムです。ドライバーが運転中に意識を失うなど緊急事態に陥った時に、車両を安全に停止させるシステムとなっています。もともと速度無制限のドイツ国内の高速道路を走行することを前提として開発された安全技術は、日本国内でも十分発揮できる技術といえるでしょう。
新型VWゴルフはデジタル化が進んでいる
新型VWゴルフは、デジタルコックピットという最新のデジタル技術を搭載しています。デジタルメータークラスターとタッチパネル操作が可能なインフォティメントシステムを採用しています。インフォティメントとは、インフォメーション(情報)とエンターテインメント(娯楽)を組み合わせた造語で、オーディオ操作や速度メーターの確認なども音声やタッチパネルを使っての操作が可能になりました。ディスプレイの位置も視線を逸らす必要がないヘッドアップディスプレイのため、重要な情報を見逃すことなく確認できます。
VWゴルフ車買取情報!人気モデルはどれ?
フォルクスワーゲンはドイツに本社を置く自動車製造メーカーで、商号のフォルクスワーゲンはドイツ語で国民車の意味があります。車種別総生産数は2019年時点で3,500万台を超えています。46年間初代から7代目モデルまで販売されていますが、その中でも人気のモデルやグレードがもちろんあります。また、車によっては年式が古くても良い買取査定がつく車もあります。
VWゴルフの中古車市場で一番人気のモデルとは
1974年販売開始から2021年現在は47年目に突入したゴルフ、現在の中古車市場で一番人気があり高い査定価格がつくモデルとグレードというと、2012年販売の7代目モデルになります。7代目モデルのゴルフの特徴は、6代目モデルよりも100kgの軽量化と全高を低くしてよりスポーティな走りが出来る車となっていることです。剛性が高い車体は、日本の整備士も驚く技術力で、欧州の公的自動車安全評価であるユーロNCAPにおいて、最高レベルの5つ星を獲得しています。特にグレードによって差別性なく最高の安全技術を搭載していることも評価され、当時の2013-2014日本・カー・オブ・ザ・イヤーを輸入車で初めて受賞しました。特に買取にも期待が出来る人気グレードは、7代目ゴルフのスポーティモデルであるGTIとなっています。
旧車ゴルフも高額査定の可能性あり!
初代モデルと2代目モデルのゴルフは販売から30年以上が経過する旧車となっています。現存する車両は少なく、中古車としても価値が高いのですが、部品人気も高いモデルのため、故障車や部品どり車としても買取査定で期待が出来るモデルとなっています。特に初代と二代目モデルは丸目二灯または4灯のフロントマスクで、3代目以降のモデルとは違ったクラシックな雰囲気が人気です。ゴルフⅡを専門に取り扱うショップもあるほどの人気となっていますので、現在も所有されている方は、見積もりをとる際は慎重に複数社へ声掛けされることをおすすめします。
ヤングタイマーってご存知でしょうか?
クラシックカーよりも少し後に販売された車で、登録初年度から15年~30年を経過したモデルのことをヤングタイマーと呼びます。ドイツの愛好家がヴィンテージカーまでは古くない車のことを、ヤングタイマーと呼んだことから広まった名称で、ヴィンテージカーに比べると中古部品も探しやすく、現状走行可能な中古車として数もあるため、ヤングタイマーのようなちょっと古い車に人気が集まっています。
廃車の概念がかわります。無駄を省いた方法教えます。
VWゴルフの廃車買取実績をご紹介
カーネクストが現在までに廃車買取させていただいたVWゴルフ廃車買取実績の一部をご紹介します。
5代目ゴルフ1K型グレードR32
- 年式 H20年
- 走行距離値 130,000km
- 買取価格 100,000円
ゴルフ5代目モデルの中でも人気のあったRシリーズの車体です。エンジン不動のため走行不可状態で、エンジンのチェックランプが点灯していましたので積載車での引取りをさせていただきましあ。目立って大きな傷はないものの、小傷や走行中の飛び石等による小さなヘコミはありましたが、ボディカラーのブルーは日焼け等もなくきれいな状態でしたので、こちらの査定価格でお買取りさせていただきました。
7代目ゴルフTSI型グレードハイライン
- 年式 H25年
- 走行距離値 155,000km
- 買取価格 250,000円
ゴルフ7代目モデルは日本カーオブザイヤーも授賞している人気の車体です。今回乗り換えをされるとのことで、車検期間内の走行可能な状態のお車の廃車依頼をいただきました。車検の還付金を含めての価格にてご提示させていただき、こちらの査定価格でお買取りさせていただきました。
7代目ゴルフTSI型グレードコンフォートライン
- 年式 H28年
- 走行距離値 40,000km
- 買取価格 320,000円
エンジンはかかるものの衝突事故のため損傷が大きい車の廃車のご依頼をいただきました。左サイドの損傷がありパンクしていたため積載車で保管場所までお伺いしました。走行距離が少なく、エンジン回りの部品は再利用可能な状態でしたので、こちらの査定価格でお買取りさせていただきました。
まとめ
フォルクスワーゲン・ゴルフの新型8代目モデルが日本市場での販売を開始するまであと数か月、ディーラーでの先行受注は2月9日からスタートしています。今回のモデルから登場するマイルドハイブリッド搭載の低燃費モデルは、エコカーとして環境にも優しい車となっています。また、フォルクスワーゲン・ゴルフといえば安全性が高いイメージを持つドライバーも多く安全性能や技術も期待したいポイントです。新型モデルと現行モデルとの比較をしてみたい方は、フォルクスワーゲンのディーラーにてウェブサイトでは確認が出来ないカラーラインナップリーフレットを配布されているそうですので、ぜひチェックされてみてはいかがでしょうか。